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■経営成績 2011年3月期 (1) 経営成績に関する分析当連結会計年度におけるわが国経済は、アジアを中心とした新興国の需要拡大に伴う輸出の増加や政府の経済対策効果を背景に、景気は持ち直しの動きが見られたものの、後半に入り、経済対策の縮小による需要の減少、長引く円高、原油価格の上昇等により、景気は足踏み状態になってまいりました。 当社グループを取り巻く関連業界におきましても、自動車関連産業は国内販売が低迷しているものの、新興国での需要増加や次世代エコカーの投入により全体的には回復基調で推移いたしました。また、鉄鋼業界は国内外における製造業向け需要に支えられ堅調に推移いたしました。 しかしながら、3月に発生した東日本大震災は日本経済に甚大な被害を及ぼしており、自動車産業や鉄鋼産業では、サプライチェーンの機能停止や電力供給問題が深刻な影響を与えており、正常な生産状態の回復には時間を要すると思われます。 このような状況の中、当社グループは、主力製品および新製品の拡販活動を、営業・技術が一体となって強力に推進してまいりました。自動車関連企業など主要企業の業績が回復したことにより、当連結会計年度の売上高は78億8千7百万円(前年同期比16.2%増)となりました。利益面におきましては、原材料価格上昇の影響はありましたが、売上高増加に伴い操業度が改善したことにより、また引き続き経費削減に努めた結果、経常利益は3億2千4百万円(前年同期は経常損失9千3百万円)となりました。また、東京工場売却益8千3百万円を特別利益に計上したことにより、当期純利益は2億4千1百万円と前年同期比2億5百万円増加いたしました。 (1)事業の分野別業績 鋳造業界向けでは、自動車をはじめ輸送機械関連企業の順調な需要回復により、売上高は43億4千1百万円(売上高比率55.0%)と前年同期比19.5%増加いたしました。 鉄鋼業界向けでは、粗鋼生産が回復し需要が増加したこと、およびシェアの維持・拡大に努めた結果、売上高は12億9千8百万円(売上高比率16.5%)と前年同期比15.5%増加いたしました。 海外向けでは、中国・東南アジア向け需要が急速に回復したことにより、黒鉛ルツボおよびルツボ式連続溶解保持炉(メルキーパー)の販売が順調に推移し、海外関係の売上高は輸出およびロイヤリティー収入合計で6億7千6百万円(売上高比率8.6%)と前年同期比45.8%増加いたしました。 溶解炉・環境関連市場向けでは、素形材関連産業の設備投資の回復および焼却炉工事の受注等により、売上高は13億2千3百万円(売上高比率16.8%)と前年同期比5.7%増加いたしました。 不動産賃貸事業につきましては、一部テナントの退居により、売上高は2億4千9百万円(売上高比率3.1%)と前年同期比20.4%減少いたしました。 (2)事業の種類別セグメントの業績 セグメント別の売上高は、耐火物等が62億7百万円(売上高比率78.6%)と前期比18.7%増加し、営業利益は6億2千4百万円となりました。溶解炉・環境関連市場向けのエンジニアリングは14億4千3百万円(売上高比率18.3%)と前期比15.3%増加し、営業利益は6千8百万円となりました。不動産賃貸事業は2億4千9百万円(売上高比率3.1%)となり、営業利益は1億4千3百万円となりました。 |

