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  ルツボ型アルミニウム連続溶解兼保持炉
メルキーパー
2003年度 経済産業大臣賞受賞
アルミ溶解炉に求められる省エネ・高品質・高歩留まりをすべてクリアーし、黒鉛ルツボの機能を最大限に生かしたアルミ連続溶解兼保持炉“メルキーパー”。
「ルツボ式メルキーパー」は黒鉛ルツボを使用して連続溶解を可能にしたコンパクトな手元炉であります。
ジェットメルターのタワー部とルツボ炉をドッキングした省エネ型で、メタルロスの少ない高品質のアルミ溶湯が得られ温度管理が容易で且つ、定期炉修が不要の特長を備えており、ダイカスト、金型、砂型鋳造全般のお客様に十分ご満足戴けるものと確信しております。
  □受賞経歴
・2004年 1月22日  経済産業大臣賞
・2003年 11月14日  中小企業庁長官賞
・2003年 5月31日  日本鋳造工学会 豊田賞
・2003年 5月30日  日本鋳造技術協会 技術開発賞
・2003年 5月22日  日本ダイカスト協会 小野田賞
■特長
1. アルミの連続溶解ができる。
アルミインゴット、リターン材はタワー内で予熱され、溶解用ルツボ内で溶けたアルミは一定量以上になると出湯口より流出し、溶湯流出とともに連続的に降下し、連結した保持用ルツボに蓄えられる。
2. 低温溶解、適温鋳造が可能。




連続溶解が行われているため、溶湯温度を下げる効果が働き、低温で連続溶解が可能。
酸化物やオバケの発生はほとんどなく、水素ガスの吸収も少なく、高品質の溶湯が得られる。
保持用ルツボ内に連続的に溶湯が供給されているので、温度ドロップが小さく鋳造時の希望温度が容易に得られる。
3. メタルロスと酸化物発生が極めて少ない。
黒鉛ルツボを使った間接加熱溶解のため、溶解されたアルミの酸化が少なく歩留まりの向上が図れる。
4. 省エネタイプである。




材料がタワー内で予熱されているため排熱温度が低い。
溶解温度は融点に近い低温である。
耐火物が溶湯に接触しないため、ファイバー系断熱材が使用できる。
溶解力に対して、コンパクトな炉のため放熱が小さい。
炉が軽量小型のため間欠操業に適している。
5. 他品種溶解に適している。
手元溶解炉タイプのため、炉別またはルツボを交換することにより、複数材質溶解と保持が可能。
6. バーナーコントロールのみで生産調整が可能。
溶解バーナーの発生熱量を調節することにより可能。
7. 定期的な炉修が不要。
溶湯が常に黒鉛ルツボの中にあるため、炉のメンテナンスは黒鉛坩堝の交換のみで済み、短時間で簡単な作業で低コストメンテナンスができる。
8. 作業環境改善に役立つ。
コンパクト構造のため、炉外への排熱が450℃以下で、騒音も極めて低く工場内の作業環境を改善する。
■設備の構成
本設備は大別して炉本体、燃焼装置、燃焼安全装置、自動温度制御装置、材料投入装置、移動式タワーにより構成されています。

1.炉本体
外板は鋼板溶接構造とし、溶解室、保持室、炉蓋、移動式タワー、汲出し口にて構成され、溶解室は耐火度の高いセラミックファイバーとし、内部に特殊坩堝がセットされています。なお、保持室にも坩堝がセットされ、溶解室から溶湯が出湯樋(パイプ)を通じ連続的に流れ込む仕掛けになっています。

2.燃焼装置
供給された燃料は、各機器を通り、バーナーノズル先端にて送風機より送られたエアーと混合して燃焼されます。

3.燃焼安全装置
炎監視はウルトラビジョン方式によりプロテクトリレーで安全確認の上、燃焼させるように構成されています。

4.温度制御装置
本装置は溶解室と保持室に区別され制御を行い、温度指示調節計、熱電対、電磁弁にて構成されています。熱電対で検出した溶湯温度を温度指示調節計により、燃焼及びエアー量の増減を計り、温度コントロールを行います。

5.材料投入装置(オプション)
バケット内に投入されたインゴット、リターン材をスキップにてタワー及び坩堝内に投入していく装置です。
■標準仕様
項目   仕様
溶解能力 100〜250kg/Hr
保持容量 220〜400kg
溶解温度 630〜670℃
保持温度 680〜730℃ ±5℃
使用ルツボ 黒鉛ルツボ(フェニックスシリーズ)
バーナー能力    
 溶解 210,000kcal/Hr(MAX)
(879MJ)
 保持 150,000kcal/Hr(MAX)
(628MJ)
燃料 LNG. LPG. 灯油
炉体寸法 w:1,200×L:2,220H:2,650(mm)
  ■連続操業時のデータ
溶解量 130kg/Hr
保持量 220kg
溶解温度 640℃
保持温度 670℃
汲出量 130kg
操業時間 16Hr
ガス量 79,820kcal/Hr
(334MJ)
原単位 614kcal/kg
(2.6MJ)
     
     
仕様等の別紙がございますので、左図をクリックしてダウンロードしてください。
 (PDFファイル 244KB)
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